数え方(読み方)・単位
一本(いっぽん)、一杯(いっぱい)
解説
⇒ぎゅうにゅう(牛乳)
⇒こなみるく(粉ミルク)
意味
①牛乳。
*西洋道中膝栗毛〔1870〜76〕〈仮名垣魯文〉三・上「『ミルク』と牛肉を喰ためて」
*風俗画報‐二七九号〔1903〕人事門「ミルク入コーヒー一杯四銭、ビスケット一皿五銭」
*青春〔1905〜06〕〈小栗風葉〉秋・一〇「ミルキでお育て遊ばすからで御座いませうねえ」
*虞美人草〔1907〕〈夏目漱石〉一四「牛乳(ミルク)さへ飲む気にならん」
②コンデンスミルク、粉ミルクなどの乳製品。
*くれの廿八日〔1898〕〈内田魯庵〉三「カカオを─可いか、練乳(ミルク)を入れて来い」