みの【蓑】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

藁 (わら) などを編んで作った肩にかける雨よけのことで、「枚」で数えます。

意味

①茅(かや)・菅(すげ)などの茎や葉、または藁(わら)や棕櫚(しゅろ)などを編んで作った雨具。肩から羽織って前で結ぶ。その末は乱髪のように垂れている。
*伊勢物語〔10C前〕一〇七「みのも笠もとりあへで、しとどに濡れて惑ひ来にけり」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕六「蓑 説文云蓑〈蘓和反 美乃〉雨衣也〈俗字〉」
 
②婦人の添え髪。かもじ。鬢蓑(びんみの)。〔俚言集覧{1797頃}〕
*歌舞伎・三賀荘曾我島台〔1821〕四立「櫛笄にて目立たぬやう、みのなどかけて結ひ直して」
*人情本・梅之春〔1838〜39〕四・一九回「入髪をしても、箕(ミノ)をかけても、廻りが根になるやうには届かないものヲ」

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