みぞ【溝】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

意味

①地を細長く掘って水を通す所。
*日本書紀〔720〕斉明四年一一月(北野本訓)「長(とほ)く渠水(ミソ)を穿(ほ)りて、公の糧を損(おと)し費すこと」
*新訳華厳経音義私記〔794〕「欲度溝洫 溝古候反 美序 深四尺」
*伊勢物語〔10C前〕七八「ある人の御曹司の前のみぞにすゑたりしを」
*小学読本〔1874〕〈榊原・那珂・稲垣〉二「地を堀り穿ちて水を通する処を溝といひ塹(ほり)といふ」
 
②戸・障子を通すために、敷居・かもいに掘ったくぼんだ筋。また一般に、細長くくぼんだ条線。
*五国対照兵語字書〔1881〕〈参謀本部〉「Coulisse 〈略〉凹線(ミゾ)」
*自然と人生〔1900〕〈徳富蘆花〉自然に対する五分時・自然の声「山面山腹の襞溝(ミゾ)に生ひたる楢の類は青葉の衣を着け」
*見知らぬ家路〔1970〕〈黒井千次〉「サッシュの深い溝にはいったゴミはとれようとしない」
*夢を植える〔1975〜76〕〈清岡卓行〉かける「針の先がレコードの溝をこすりはじめるのを待った」

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