みょうが/ミョウガ【茗荷】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一本(いっぽん)、一株 (ひとかぶ)

解説

植物としては「本」「株」で数えます。食用の部分は「個」「本」で数えます。小売単位は「山 (やま) 」「袋 (ふくろ) 」「パック」など。
⇒しょくぶつ(植物)
⇒やさい(野菜)

意味

①ショウガ科の多年草。アジア熱帯地方の原産で、本州・四国・九州の山野に生え、野菜としても栽培される。高さ〇・五〜一メートル。地下茎は円柱形であまり肥大しない。葉は広披針形で長さ二〇〜三〇センチメートル。八〜一〇月、卵状楕円形で赤紫色の包片を多数たけのこ状につけ、その間に径五センチメートルぐらいの白い不整斉花を数個開く。まだ花の出ない苞(ほう)を「はなみょうが」、茎の若いものを「みょうがたけ」といい、ともに芳香に富み、食用にする。漢名、荷。学名はZingiber mioga ▼みょうがの花《季・秋》
 
*文明本節用集〔室町中〕「名荷 ミャウカ 或作荷(ミャウカ)」
*諸国風俗問状答〔19C前〕伊勢国白子領風俗問状答・六月・五九「土用に入る日、生蒜、小豆三粒水にて飲、一年の疫を除くと云へり。又蘇鉄・茗荷の葉・馬歯〓等を門にかくる也」
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「メウガ」
 
②愚鈍な人。愚かな人。(1)を多く食べると物忘れするという俗説からいう。
*雑俳・都とり〔1741〕「めうがの子・かげとひなたの母の海」
*雑俳・柳多留‐一二二〔1833〕「大門を這入めうがに出る生姜」

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