モルモット【marmot】

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数え方(読み方)・単位

一匹(いっぴき)、一頭(いっとう)

解説

実験動物として扱う場合、専門家の間で「頭」と数えることがあります。
⇒どうぶつ(動物)

意味

①《モロモット・マルモット》 テンジクネズミ科の哺乳類。「テンジクネズミ」ともいう。一六世紀、オランダ人が南米産のテンジクネズミをヨーロッパ産マーモットと誤認したのに起因するという。医学の実験用に使われるほか、愛玩動物として飼われる。学名はCavia porcellus

*博物図教授法〔1876〜77〕〈安倍為任〉二「テンヂクネズミは俗にマルモットといふ。数年前に舶来すと雖ども近年殊に多し。毛色種々有て美なるものなり」
*西京繁昌記〔1877〕〈増山守正〉初・下「是も尾無き鼠にして、支那にて、『モロモット』と称すといふ」
 
②(実験用のモルモットの意から)何かの実験台とされる人。実験材料。
*家〔1910〜11〕〈島崎藤村〉下・四「Sさんが君のことをモルモットだと言って居ましたぜ」
*若い人〔1933〜37〕〈石坂洋次郎〉上・二「神が人生の試験台にたたきつけた哀れなモルモット、彼女」
 
③「マーモット」の誤称。

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