もぐさ【艾】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一つ(ひとつ)

解説

灸治 (きゅうじ) に用いるヨモギを綿のようにしたもので「個」「つ」などで数えます。

意味

①植物「よもぎ(艾)」の異名。《季・春》
*日本一鑑窮河話海〔1565〜66頃〕五・花木「艾 欲慕気(ヨモギ) 目固腮(モグサ)」
 
②①の葉で製した、灸点(きゅうてん)に用いるもの。ヨモギの葉を乾燥させてもみ、葉の裏の白毛をとって、綿のようにしたもので、これを細かくちぎって火をつける。

*名語記〔1275〕八「やいとうのもぐさ如何。熟艾とかけり。もはまろの反。くさは草也。まろくさ也。をしまろむる義歟。又云、もえくさ歟」
*伊呂波字類抄〔鎌倉〕「モクサ。艾葉 同」
*随筆・守貞漫稿〔1837〜53〕五「艾売 近江伊吹山を艾の名産とす〈略〉京坂はもぐさと云、江戸はきうと云、然し切艾はきりもぐさと云」

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