もくたん【木炭】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一本(いっぽん)

解説

意味

①木材を蒸し焼きにして得られる炭。製炭(せいたん)または木材乾留によって作る。炭素含有量は八〇〜九六パーセント。火つきがよく、煙を出さずに燃え、発熱量は七〇〇〇キロカロリー程度。多孔質で吸着性に富み、脱色、脱臭、吸湿剤として用いられることもある。製炭法により黒炭(くろすみ)、白炭(しろすみ=堅炭)の別がある。すみ。

*慶応再版英和対訳辞書〔1867〕「charcoal,s 木炭」
*米欧回覧実記〔1877〕〈久米邦武〉三・五四「楊樹は〈略〉其枝は焔硝を製する木炭に最良なれば、軍備に必要の産物なり」
*英和商業新辞彙〔1904〕〈田中・中川・伊丹〉「Charcoal 木炭(モクタン) 木を焼いて炭化せしめたものを云ふ。我国の爐火用の炭、画用の筆、磨用の炭(金属を磨く為めの)は即其れである」
 
②絵画で、デッサンあるいは下絵を描くのに用いるやわらかい炭。朴(ほお)、桐などで作る。

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