ももひき【股引】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

ズボンと同様、「本」で数えることもあります。
⇒したぎ(下着)

意味

①腰部から脚部、主として股の部分をおおう男子用の下ばき。象股引、猿股引など。パッチ。《季・冬》

*大館常興日記‐天文八年〔1539〕一二月三日「御走衆六人〈きゃはん ももひき〉」
*義残後覚〔1596〕七・漢南押寄る事「馬乗は、獣の皮をもも引のやうに拵へて、くらのてにしかとくくり付て、ふとももまでぐっすりとふみこみ」
*洒落本・禁現大福帳〔1755〕五「彼(かの)駅舎(やどり)へ股引(モモヒキ)草鞋預けぬ旅客は薩州奥州の勇志」
*随筆・守貞漫稿〔1837〜53〕一四「旅行の半股引、〈京坂には股引とのみ云、江戸は猿股引と云〉膝下僅に一二寸に止る」
 
②義太夫節をしゃれていう語。「土佐上下に外記袴、半太羽織に義太股引、豊後可愛や丸裸」の俚諺による。
*雑俳・柳多留‐六三〔1813〕「股引を宮戸立派にして下り」

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