もん【門】

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数え方(読み方)・単位

一基 (いっき) 、一門 (いちもん) 、一対 (いっつい)

解説

凱旋門 (がいせんもん) のように大型のものは「基」で数えます。楼門 (ろうもん) は「門 (もん) 」で数えます。2枚の扉が左右に開閉する門は「対」で数えます。運動会などの入場門(アーチ)は「本」で数えることもあります。
⇒ゲート

意味

①建築物の外構えに設けた出入り口。かど。

*宇津保物語〔970〜999頃〕国譲下「詳しうはえ見奉らず。車はもんの外(と)にたちて侍つ」
*建礼門院右京大夫集〔13C前〕「とばどののみなみのもんまでおひけれど」
*滑稽本・戯場粋言幕の外〔1806〕上「門の出入とがむづかしい事な」
 
②平安京の条坊制で、東西方向の区画帯のうちの最小単位。一坊を東西・南北方向に四等分して一六の正方形を作り、その各々を町と称し、町を東西方向の区画帯で八等分してこれを門という。南北方向には町を四等分区画帯で分け、これを行という。門と行の区画帯を組み合わせると一町の中に三二の小区画ができ、これを戸主(へぬ)といい、一戸の住居単位となった。一門の区画帯の中には四つの戸主が東西に並ぶことになる。

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