ものがたり【物語】

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数え方(読み方)・単位

一話(いちわ)、一つ(ひとつ)

解説

民話・説話・おとぎ話などは「話」で数えます。会話などでは「つ」も用います。

意味

①(─する)種々の話題について話すこと。語り合うこと。四方山(よもやま)の話をすること。また、その話。
*日本書紀〔720〕皇極元年四月(岩崎本訓)「親ら対ひて語話(モノカタリ)す」
*宇津保物語〔970〜999頃〕俊蔭「そこに仲純の君おはしければ、対面して御物がたりし給ふ」
*平家物語〔13C前〕七・篠原合戦「高橋うちとけて物語しけり」
*都のつと〔1367〕「今夜の物がたりになむ、捨てかねける心の怠りも今更驚かれて」
*小学読本〔1874〕〈榊原・那珂・稲垣〉五「昔登蓮法師と云ふ歌よみありて、或人の許に徃き、物語せしに」
 
②(─する)特に男女が相かたらうこと。男女が契りをかわしたことを婉曲にいう。
*宇津保物語〔970〜999頃〕俊蔭「あやしく、などか御様の例ならずおはします。もし人もちかく御ものがたりやし給し」
*浮世草子・好色一代女〔1686〕二・四「男あひ見る心して幾度かくり返して後、独寝の肌に抱ていつとなく見し夢に、此文みづからが面影となり夜すがら物語(モノガタリ)せしを」

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