もんぺ

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

⇒ふく(服)

意味

主に農村や漁村で用いられる下衣の汎称で、山袴(やまばかま)のこと。はかまの形をして足首のくくれている、ももひきに似た形の衣服。第二次世界大戦中には都会の婦人も着用した。ももひき型、たっつけ型、裾細型、軽衫(かるさん)型など種々の形態がある。もっぺ。もんぺい。《季・冬》
 
*風俗画報‐二六号〔1891〕漫録「紺太布のモンペと云ふを着たり。素足に草鞋穿きて」
*断腸亭日乗〈永井荷風〉昭和一八年〔1943〕九月六日「八月中この後毎月八日には婦女必百姓袴(モンペ)を着用すべき由お触あり」
*自由学校〔1950〕〈獅子文六〉彼女がそう叫ぶには「戦争中に、モンペをはき、行列をし、バケツを持って駆け出し」

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