モンタージュ【montage】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

モンタージュ写真の略で、「枚」で数えます。

意味

①映画で、撮影したフィルムの各断片を配列し、統一ある作品とすること。映画の編集、構成。カッティング。
*映画雑感〔1930〜35〕〈寺田寅彦〉二・人生謳歌「映画の内容のモンタージュが問題となるやうに」
 
②映画や写真で複数の像や場面を合成して一つの画面とすること。また、その合成されたもの。
*映画雑感〔1930〜35〕〈寺田寅彦〉一・一「いはゆるモンタージュの芸当を余りにわざとらしく感じさせるやうなところもある」
*広場の孤独〔1951〕〈堀田善衛〉四「薬瓶などが毒々しい色彩でモンタージュしてあった」
 
③比喩的に、さまざまなものを一つに合成したもの。
*放浪記〔1928〜29〕〈林芙美子〉「着物や帯や半衿のあらゆる汚れから来る体臭のモンタージュなり」
*浅草経済学〔1933〕〈石角春之助〉一・一「殊にクラッシックな美と、モダンな美とが入り乱れ、新旧混で合せたモンターヂュは、浅草を表徴するもので、一段と其の美を増すであらう」

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