もとどり【髻】

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数え方(読み方)・単位

一束(いっそく)

解説

髻をひと握り程度の長さに切ることを「一束 (いっそく) 切り」といいます。
⇒まげ(髷)

意味

髪を頭の上に集めてたばねたところ。髪の根もと。たぶさ。

*十巻本和名類聚抄〔934頃〕二「髻 鬟附 唐韻云髻〈音居済反 毛斗々利〉鬟也」
*観智院本三宝絵〔984〕上「其の本取の中に栖を啗ひて子を生みつ」
*落窪物語〔10C後〕二「長扇をさしやりて冠をはくとうち落しつ。もとどりはちりばかりにて、額ははげ入りて」
*宇治拾遺物語〔1221頃〕一三・二「いと疾くおきぬれば、冠ぬげにけり。もとどり露なし。ただほとぎをかづきたるやうにてなんありける」
*御巫本日本紀私記〔1428〕神代上「左髻所〈比多里乃美々津良爾万計留、又、比多利乃毛止々利仁万加西流(ひたりのみみつらにまける、また、ひたりのモトトリにまかせる)〉」
*浄瑠璃・新うすゆき物語〔1741〕中「名をも夢半と改て直に浮世を捨坊主と、(モトドリ)ふっつと押し切て」

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