もうせん【毛氈】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

敷物などにするための織物のことで、「枚」で数えます。

意味

獣の毛の繊維をひろげ延ばし、加熱・圧縮してフェルトにして幅広の織物のようにしたもの。敷物にしたり、書画をかく場合の下敷きにしたりする。花毛氈のように、木綿糸を入れて織ったものもある。
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*異制庭訓往来〔14C中〕「豹虎之敷皮毛氈并茵簟」
*武雑記〔16C中か〕「白き笠袋赤きもうせんの鞍覆の事、依御免各被用之事勿論に候」
*仮名草子・智恵鑑〔1660〕八・二三「士卒に申つけて、わが身を毛氈(モウセン)にてつつませ」
*随筆・独寝〔1724頃〕下・一二一「手習するつくえは、いかにも長くはば広きよし。毛氈を一枚敷て習ふべし」
*雑俳・柳多留‐六〔1771〕「もふせんを敷くとほろほろ落ちて来る」
*人情本・毬唄三人娘〔1862〜65〕二・八回「青竹を以て欄干となし、毛氈(マウセン)又は壇通を敷きて、其の華やかさ云ふべうなし」
*英和商業新辞彙〔1904〕〈田中・中川・伊丹〉「Blanket 毛氈」

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