むね【棟】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

⇒むなぎ(棟木)

意味

屋根のもっとも高い所。屋根の背にあたる部分。また、そこに渡す材である棟木(むなぎ)のことをもいう。
  
*正倉院文書‐天平宝字六年〔762〕七月二一日・造石山院所返抄(大日本古文書五)「宗一枝 長六丈方八寸」
*新訳華厳経音義私記〔794〕「棟宇 上都弄反、屋也〈略〉倭言牟年」
*宇津保物語〔970〜999頃〕吹上上「これは北方の御私物(みわたくしもの)。綾・錦・絹・綿・糸(かとり)など、むねと等しう積みて取り納めぬる倉なり」
*方丈記〔1212〕「たましきの都のうちに棟を並べ甍(いらか)を争へる高き賤(いや)しき人の住ひは」
*説経節・さんせう太夫(与七郎正本)〔1640頃〕中「めんぞうよりも、ふるきかわごをとりいだし、かわごのなかへだうどいれ、たてなわよこなわむんずとかけて、むねのたきにつっておき」
*小学読本〔1874〕〈榊原・那珂・稲垣〉二「屋の脊に横たへたるを棟(ムネ)といひこれを負ふを梁(うつはり)といふ」

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