むら【村】

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数え方(読み方)・単位

一村(いっそん)、一つ(ひとつ)

解説

地方公共団体の1つとして数える場合は「村 (そん) 」を用います。例:「2村が合併する」

場所として数える場合は「箇所 (かしょ) 」を用います。

意味

(「むら(群)」と同語源か。また、朝鮮語からとも)
 
①人家のむらがっている区域。地形・水系などによって人の居住に適し、生活圏を形成している地域。古代から国家機構の末端に組織され、行政・納税の単位となる。近世の村は現在の市町村の大字(おおあざ)にあたる。

*十巻本和名類聚抄〔934頃〕三「坊 村附〈略〉四声字苑云村〈音尊 无良〉野外聚居也」
*宇津保物語〔970〜999頃〕蔵開上「このむらはいみじく栄えて侍し所なり」
*徒然草〔1331頃〕一六二「村のをのこどもおこりて入て見るに、大雁どもふためきあへる中に」
*説経節・あいごの若(山本九兵衛板)〔1661〕六「廿一むらうちこ共、まつり事をぞはじめける」
*唱歌・村祭(文部省唱歌)〔1912〕「村(ムラ)の鎮守の神様の 今日はめでたい御祭日(おまつりび)」
 
②(比喩的に)一か所に同類のものが群がり集まったところ。「選手村」
*新語常識辞典〔1936〕「むら 村 取引所界隈の相場町。又、或る特種な人々又は住宅の集団的にある所」
 
③市・町とともに都道府県を構成する最も基礎的な地方公共団体。村(そん)。

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