むしめがね/虫メガネ【虫眼鏡】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一面(いちめん)、一個(いっこ)など

解説

⇒ルーペ

意味

①小さな物体を拡大して見るための焦点距離の短い凸レンズ。像は正立の虚像。拡大鏡。
*俳諧・境海草〔1660〕夏「みて蚤や人にかたらん虫目金〈長成〉」
*黄表紙・啌多雁取帳〔1783〕「こまかな上に小さくして見えず、よって虫眼鏡に入れてこれを読む」
*歌舞伎・四天王産湯玉川〔1818〕四立「見れば虫眼鏡(ムシメガネ)で見分ける程な芥子奴」
 
②顕微鏡のこと。
*蘭学階梯〔1783〕上「或は顕微鏡(ムシメガネ)、自鳴鐘(とけい)千里鏡(とほめがね)、〈略〉一として奇想を生ぜざるはなし」
*譬喩尽〔1786〕六「穢きもの〈略〉顕微鏡(ムシメガネ)て見水」
*随筆・北越雪譜〔1836〜42〕初・上「是を験微鏡(ムシメガネ)に照し視れば天造の細工したる雪の形状奇々妙々なる事」
 
③大相撲の序の口力士の俗称。番付の最下段に細字で記入され、(1)を用いなければ容易に探し出せないところからいう。

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