な【菜】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一株 (ひとかぶ) 、一把 (いちわ)

解説

広く野菜について、ホウレンソウ・小松菜・ニラなど、葉物が束になっているものは「把 (わ) 」「束」で数えます。八百屋などで、野菜が小売用の平籠 (ひらかご) に盛られている場合は「山」と数え、スーパーでパック詰めされている野菜は「パック」で数えます。袋詰めのものは「袋」、ネットに入っているものは「ネット」で数えます。もやし・つまみ菜などの袋に入って売られるものは「袋」で数えます。
⇒やさい(野菜)

意味

食用、特に、副食物とする草の総称。多く、葉、茎を食用とするアブラナ科のアブラナと、それに近縁な種類から育成された葉菜をいう。古くから中国および西洋で品種育成が行なわれ、日本でも、古く中国から移入されたタカナやカラシナなどをはじめ在来ナタネなどから多数の品種が生み出されている。
 
*万葉集〔8C後〕一・一「この丘に菜(な)摘ます児〈雄略天皇〉」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕九「菜蔬 兼名苑注云草可食曰菜蔬〈在二音 和名上奈 下久佐比良〉説文云韭〈挙有反字亦作韮〉菜也」
*土左日記〔935頃〕承平五年一月九日「わかすすきに、手切る切る摘んだるなを、親やまぼるらん、姑(しうとめ)や食ふらん」
*俳諧・曠野〔1689〕五・仲冬「霜の朝せんだんの実のこぼれけり〈杜国〉 水棚の菜の葉に見たる氷かな〈勝吉〉」

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