ながいも/ナガイモ/長いも【長芋/長薯】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

広く芋について、ジャガイモ・サトイモなどは「個」、サツマイモ・ヤマイモは「本」で数えます。小売単位は「山」「袋」「箱」など。
⇒いも(芋)

意味

ヤマノイモ科のつる性多年草。中国原産で、日本では古くから畑で栽培され、山野にも野生化している。地下の塊根は棍棒状で長さ一メートルに達する。茎は細く他物にからみ葉柄・葉脈とともに紫色を帯びる。葉は長柄をもち対生、三角状卵形でやじり状に先が尖り、葉腋に「むかご」を生じる。普通、雄花の花序は立ち、雌花の花序はたれ下がる。雌雄異株。夏、葉腋に三〜五個の穂状花序を出し淡緑色の単性花をつける。塊根を「とろろ」にする。漢名、薯蕷・山薬。学名はDioscorea batatas 《季・秋》

*俳諧・深川〔1693〕「鎌入れぬ山は公事なき花の春〈正秀〉 長芋の芽のもゆる赤土〈臥高〉」
*書言字考節用集〔1717〕六「薯蕷 ヤマノイモ ナガイモ 山薬。玉延。並同」
*俳諧・春鴻句集〔1803頃〕秋「長薯蕷の実とて長くも無りけり」
*博物図教授法〔1876〜77〕〈安倍為任〉一「家山薬(ナガイモ)は根塊類にして四月頃新芽を生ず十月頃より根を採て食するなり」

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