なたね【菜種】

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数え方(読み方)・単位

一粒 (ひとつぶ) 、一俵 (いっぴょう)

解説

アブラナの種子で、「粒」で数えます。取引単位は「俵」です。

意味

①植物、油菜(あぶらな)の別名。一般には、セイヨウアブラナなどアブラナに近縁の採油植物も含めた総称名として用いている。
*色葉字類抄〔1177〜81〕「芥子 ナタネ 蕪菁子 同」
*浮世草子・日本永代蔵〔1688〕三・二「かかる所を狼の臥所にするも国土の費と思ひつき、ひそかに菜種(ナタネ)を蒔きちらして心見けるに」
*あらくれ〔1915〕〈徳田秋声〉五九「痩せた菜花(ナタネ)の咲いてゐるところがあったり」
 
②きわめて小さなもの、幼いもののたとえ。
*竹取物語〔9C末〜10C初〕「なたねの大きさをおはせしを、我がたけたちならぶまで養ひ奉りたる我が子を」

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