数え方(読み方)・単位
一本(いっぽん)
解説
⇒はしご(梯子)
意味
二本の縄を平行にして、ところどころに木または金属製の棒をわたして足をかけるようにしたはしご。その一端にかぎをつけ、高い所にかけて用いる。
*俳諧・桃青三百韻附両吟二百韻〔1678〕「縄ばしご夜るの契やきれつらん〈信章〉 さすが別れのちんば引(ひく)見ゆ〈信徳〉」
*人情本・貞操婦女八賢誌〔1834〜48頃〕四・三三回「懐よりして縄楷子(ナハバシゴ)を、取出しつつ打ち掛けて、早や駈け揚る速所為(はやわざ)に」
*北の岬〔1966〕〈辻邦生〉「舷側に掛けられた縄梯子を伝って上り下りしている港の労働者」