なやみ【悩み】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)

解説

意味

①悩むこと。思いわずらうこと。
*妙一本仮名書き法華経〔鎌倉中〕一・方便品第二「かたく五欲に着して、痴愛のゆへに悩(なう)を生す(〈注〉ナヤミをなす)」
*四河入海〔17C前〕九・一「橋がたまらぬほどに小舟でわたるぞ。是が往来の人のなやみで有ぞ」
*蓬曲〔1891〕〈北村透谷〉二・一「眠りの成らぬ暗の夜に、覚めながら切歯(はぎし)る苦悩(ナヤミ)も」
*鉄幹子〔1901〕〈与謝野鉄幹〉晩翠を憶ふ「ここに一人懊悩(ナヤミ)あり髪みだれ無才を悟り得て泣いて狂ふ」
 
②やまい。病気。
*石山寺本大般涅槃経平安中期点〔950頃〕九「若し衆生の諸の毛孔に触するときは、能く一切の蒸のあつかはしき悩(ナヤミ)を除く」
*源氏物語〔1001〜14頃〕賢木「おどろおどろしき御なやみにはあらで」
*今鏡〔1170〕一・子の日「やよひの十日あまりの程より、うへの御なやみときこえさせ給て」

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