ねぎ/ネギ【葱/青葱】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一束 (ひとたば) 、一把 (いちわ)

解説

植物としては「本」で数えます。小売単位は「束」「把」など。

広く野菜について、形状によって数え方が異なります。ダイコン・ニンジン・ゴボウ・サツマイモのように細長い根菜類は「本」で数えます。また、ネギ・キュウリ・ナス・タケノコなどの野菜類も「本」で数えます。ジャガイモ・サトイモなどの根菜類、タマネギ・ピーマン・トマトなどの細長くない野菜類はもっぱら「個」で数えます。白菜・キャベツ・レタスなどの葉物が球状になっている野菜は「玉」、ブロッコリー・カリフラワーは「個」「株」で数えます。
⇒やさい(野菜)

意味

ユリ科の宿根草。中国西部あるいはシベリア・アルタイの原産と考えられ、重要な蔬菜(そさい)として古代から栽培されている。高さ六〇センチメートルぐらい。葉は中空の円筒状で先はとがり、地中で多数の葉鞘(ようしょう)が一本に重なっている。初夏、葉間から葉に似た円柱形で中空の花軸が伸び、頂に白緑色の小花が球状に密集した花序(俗にねぎ坊主という)をつける。全体に特有のかおりと辛味があり、香辛料とするほか、煮ると甘味があり、日本料理では重要な野菜の一つとなっている。

また、ビタミン類を多く含み、冬季の保健野菜としても重要である。葉鞘の白い部分(俗に根という)を食べるネブカネギと、緑色の部分も食用にするハネギに分けられる。漢名、葱。ながねぎ。ねぶか。き。ひともじ。学名はAllium fistulosum 《季・冬》 ▼ねぎの花《季・春》
 
*日葡辞書〔1603〜04〕「Negui (ネギ)〈訳〉葉のついていない、乾燥した玉葱」
*物類称呼〔1775〕三「冬葱 ねぎ 関西にて、ねぶかと云」
*俳諧・新五子稿〔1793〕「うら町に葱うる声や宵の月〈蕪村〉」
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「ネギ ネブカ 葱」

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