数え方(読み方)・単位
一塊 (ひとかたまり) 、一片 (いっぺん) 、一個(いっこ)
解説
粘土の量・形状によって「塊」「片」「個」などで数えます。粘土で作った作品は「点」でも数えます。
意味
天然に産し、主として粘土鉱物によって構成される微細粒子の集合体。直径は〇・〇〇五または〇・〇〇二ミリメートル以下。水を含むと可塑性・粘着性を生ずる。陶磁器その他の工業原料に用いる。
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉三・二「自らは黏土(ネンド)を以て、古銭の形を模造し」
*改正増補和英語林集成〔1886〕「Nento ネント 粘土」
*うたかたの記〔1890〕〈森鴎外〉下「されど岸辺の砂は、やうやう粘土まじりの泥となりたるに」