ねずみとり/ネズミ捕り【鼠取り/鼠捕り】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一台(いちだい)

解説

かごだけの単純な仕掛けなら「個」、機械仕掛けの複雑なものなら「台」でも数えます。

意味

①鼠をとること。また、鼠を捕える器具。餌(え)を入れた器に鼠をおびき入れ、ばねなどの仕かけで入り口がしまるように作ったもの。鼠落とし。

*運歩色葉集〔1548〕「鼠取 ネスミトリ」
*羅葡日辞書〔1595〕「Muscipula 〈略〉 ネズミノ ワナ、nezumitori (ネズミトリ)」
*俳諧・犬子集〔1633〕一五・雑下「地こくはよそか目の前に有 かけ置に其儘落る鼠とり〈慶友〉」
*浮世草子・日本永代蔵〔1688〕五・二「銅網の鼠取(ネズミトリ)」
*丘の明り〔1967〕〈庄野潤三〉四「いっそ旧式なやりかたではあるが、ねずみ取りを使った方が利き目がありそうな気がしたのであった」
 
②「ねずみとりぐすり(鼠捕薬)」の略。
*雑俳・柳多留‐七一〔1819〕「建立のやうな身でうる鼠取」
*歌舞伎・上総綿小紋単地〔1865〕三幕「『売らず買はずにたった一口』『一杯喰はせる鼠取(ネズミト)りか』」
 
③(鼠を捕食するところから)「あおだいしょう(青大将)」の異名。
*物類称呼〔1775〕二「蛇(へび)〈略〉津の国にて、をなびそ、又ねづみとりと云」
 
④空巣ねらいをいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕

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