数え方(読み方)・単位
一つ(ひとつ)
解説
意味
①日々割り当ててする仕事。毎日のきまった仕事。
*文明本節用集〔室町中〕「日課 ニックヮ 毎日定勤事也」
*両足院本山谷抄〔1500頃〕一三「雲間に日課に文をかくぞ」
*破戒〔1906〕〈島崎藤村〉一・二「学校の日課を終ると」
②特に、毎日やると決めた読経や念仏のつとめ。
*和俗童子訓〔1710〕三「左伝の最要用なる文を数万言、是も亦日課(ニックヮ)を定めて百遍熟読せば」
*滑稽本・浮世風呂〔1809〜13〕四・下「御題目、百日の日課(ニッカ)」
*歌舞伎・菊宴月白浪〔1821〕九段「今日はまだ日課も繰らなんだ…ドレ、お念仏を」