にんぎょ【人魚】

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数え方(読み方)・単位

一人 (ひとり) 、一人 (いちにん)

解説

原則として「人」で数えます。人魚と見間違えられるような大形の水中動物は「頭」で数えます。

意味

①上半身が人間(特に女性)で下半身は魚の形をした想像上の動物。世界各地で種々の伝説を伴い、その出現は凶兆とも瑞兆ともされ、また、これを食うと若返るとの俗信があった。一説に、ジュゴンやマナティなどの海獣がモデルになったといわれる。

*十巻本和名類聚抄〔934頃〕八「人魚 兼名苑云人魚一名魚〈上音陵〉魚身人面者也 山海経注云 声如少児啼故名之」
*色葉字類抄〔1177〜81〕「人魚 ニンギョ 魚身人面也」
*古今著聞集〔1254〕二〇・七一二「或日大なる魚の、かしらは人のやうにてありながら、歯はこまかにて魚にたがはず、口さしいでて猿ににたりけり。〈略〉人魚といふなるは、これていの物なるにや」
*浮世草子・西鶴織留〔1694〕五・一「此女不老丸も呑ず人魚(ニンギョ)も喰ねど」
*在りし日の歌〔1938〕〈中原中也〉北の海「海にゐるのは、あれは人魚ではないのです。海にゐるのは、あれは、浪ばかり」
 
②「さんしょううお(山椒魚)」の異名。

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