にら/ニラ【韮/韭】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一束 (ひつたば) 、一把 (いちわ)

解説

小売単位は「束」「把」などを用います。

意味

ユリ科の多年草。アジア原産で、葉を食用にするため古くから栽培されている。高さ三〇〜四〇センチメートル。全体に強い匂いがある。鱗茎は狭卵形でラッキョウに似ている。葉は束生し、狭線形で扁平、長さ約三〇センチメートル。秋、葉間から花茎をのばし、半球形の散形花序をつける。花は白く、径六ミリメートルほどで柄があり、やや密につく。花被片は六枚あって平開し先は鋭くとがる。漢名、韮。みら。こみら。ふたもじ。学名はAllium tuberosum 《季・春》 ▼にらの花《季・夏》
 
*殿暦‐康和四年〔1102〕四月一九日「従今朝服薬、ニラ」
*富家語〔1151〜61〕「大殿は薤を二杯なとめしし也」
*滑稽本・風来六部集〔1780〕放屁論「却て人を臭がらせ、韮(ニラ)蒜(にんにく)握屁(にぎりべ)と口の端にかかり」
*俳諧・白雄句集〔1793〕一「鹿みちや韮(ニラ)に交りて蕗の薹」
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「ニラ 韮」
*構橋〔1967〕〈山口誓子〉昭和三〇年「韮(ニラ)の花女人禁ぜし境に入る」

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