にしめ/煮しめ【煮染め】

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数え方(読み方)・単位

一品 (いっぴん) 、一品 (ひとしな) 、一皿(ひとさら)、一鉢 (ひとはち)

解説

料理の品数としては「品」で数えます。盛りつける器に応じて、皿に盛られていれば「皿」、鉢に盛られていれば「鉢」で数えます。

広く煮物について、盛りつける器に応じて、皿に盛られていれば「皿」、鉢に盛られていれば「鉢」で数えます。
⇒にもの(煮物)

意味

魚、肉、野菜などを味つけした汁で煮込み、多少汁気を残し、照(てり)をつけないで煮上げたもの。煮染物。
 
*庭訓往来〔1394〜1428頃〕「菜者、繊蘿蔔、染牛房、昆布、搗布、荒布」
*新撰類聚往来〔1492〜1521頃〕上「其調菜方者附海草野菜〈略〉煮染(ニシメ) 繊羅蔔 散羅蔔」
*易林本節用集〔1597〕「煮染 ニジメ」
*狂詩・江戸名物詩〔1836〕翁屋煮染「暖簾高掛翁之面、幾箇盤台煮染温、上野花開三月始、辨当重詰注文喧」
*硝子戸の中〔1915〕〈夏目漱石〉二〇「縄暖簾の隙間からあたたかさうな煮〆(ニシメ)の香が」

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