のこぎり/ノコギリ【鋸】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一挺 (いっちょう) 、一丁(いっちょう)、一枚 (いちまい)

解説

電動のこぎりは「台」で数えます。

助数詞・単位の「挺」は、まっすぐな棒を表し、手に持って使う道具類を数えます。「挺 (てい) 」と読むこともあります。漢字は「丁」「梃」とも書きます。

意味

①木材・金属材・プラスチック材・竹材などをひき切るのに用いる工具。薄い長方形の鋼板の縁(ふち)に歯形を刻んで柄をつけたもの。形状・用途により両刃鋸・あぜひき鋸・糸鋸・竹びき鋸、また、動力を使う機械鋸(円鋸・帯鋸)などがある。のこ。のこずり。

*大般若経字抄〔1032〕「鋸 ノコキリ」
*白氏文集天永四年点〔1113〕四「何ぞ必ずしも鉤れる爪、鋸(ノコギリ)の牙ありて、人の肉を食するならむ」
*平家物語〔13C前〕四・競「いかにもしてまづ競めをいけどりにせよ。のこぎりで頸(くび)きらん」
*御湯殿上日記‐文明九年〔1477〕四月一四日「御宮けにはのこきりあまた」
*小学読本〔1874〕〈榊原・那珂・稲垣〉二「其他鉋(かんな)釿(てをの)鋸(ノコギリ)鑢(やすり)等皆工匠必須の器なり」
 
②「のこぎりあきない(鋸商)」に同じ。
 
③売買・取引をいう、盗人仲間の隠語。〔特殊語百科辞典{1931}〕

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