のみ【鑿】

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数え方(読み方)・単位

一挺 (いっちょう)、一丁(いっちょう)、一本(いっぽん)

解説

手に持って扱う工具なので、「挺(丁)」で数えます。

意味

木工・石工の道具で、穴をあけたり、溝を刻んだりするためのもの。柄の上部をたたいて使うたたきのみ、柄を持って突くようにして使うつきのみがある。鉄製の工具で、古く古墳時代から使われた。
 
*令義解〔718〕軍防・戎具条「小斧一具。鑿一具」
*岩淵本願経四分律平安初期点〔810頃〕「鑿(ノミ)・燈台多くの重物有り」
*新撰字鏡〔898〜901頃〕「鑿 穿木器也 乃彌」
*保元物語〔1220頃か〕中・白河殿攻め落す事「鎌田次郎是をとらせてみるに、鞍つぼに血たまり、前輪は破れて、尻輪に鑿のごとくなる矢尻とまれり」
*幼学読本〔1887〕〈西邨貞〉二「大工道具には色色の物有り。〈略〉きり、かなづち、のこぎり、てをの、かんな、のみ等なり」

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