のり/ノリ【海苔】

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数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一袋 (ひとふくろ) 、一帖 (いちじょう) 、一箱 (ひとはこ) 、一缶 (ひとかん) 、一パック(ひとぱっく・いちぱっく・わんぱっく)

解説

切り分けていない海苔は「全形1枚」といいます。10枚で「1帖」です。小売単位は「袋」を始めとして、容器に応じて「箱」「缶」「パック」などを用います。

意味

紅藻類・緑藻類・藍藻類などの藻類で、水中の岩石上に付着しているものの総称。科学的に定義された用語ではない。狭義には、アサクサノリやスサビノリなどに代表されるアマノリ類の海藻をいう。生のまま、または乾燥して食用とする。特に、アサクサノリなどを紙のように漉いてかわかした干海苔(ほしのり)は火にあぶって食用とする。《季・春》
 
*常陸風土記〔717〜724頃〕信太「浜浦(はま)の上に多(さは)に海苔〈俗(くにひと)、乃理(ノリ)といふ〉を乾せりき」
*新撰字鏡〔898〜901頃〕「海糸菜 乃利」
*成尋阿闍梨母集〔1073頃〕「あまをぶねのりとるかたも忘られぬみるめなきさのうらみするまに」
*色葉字類抄〔1177〜81〕「苔 ノリ」
*俳諧・己が光〔1692〕「衰(おとろひ)や歯に喰あてし海苔の砂」
*滑稽本・東海道中膝栗毛〔1802〜09〕二・後「かまうな、おれが事より、うぬがソリヤのりがこげらア」

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