らくだ/ラクダ【駱駝】

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数え方(読み方)・単位

一頭(いっとう)

解説

背中のこぶは「こぶ」「つ」で数えます。例:「ふたこぶラクダ」

広く「動物(どうぶつ)」について、鳥類を除く動物一般は「匹」で数えます。ただし、その中でも人間が抱きかかえられない大きさのものや、人間にとって希少価値の高いもの、実験動物や盲導犬のように人間の役に立つものは「頭」で数える傾向があります。学術論文などで研究対象となる動物は、種類に関係なく「個体」で数えます。
⇒どうぶつ(動物)

意味

ラクダ科ラクダ属の哺乳類の総称。体高二メートル以上にもなる。くびとあしが長く、角はない。背にこぶがあり、そこに食物の欠乏に耐えることのできる脂肪を貯えている。鼻孔は自由に開閉し、足の裏は柔らかいなど砂漠地帯の生活に適応する。毛色は砂色・褐色など。草食性。力が強く、おとなしい。背のこぶが一個のヒトコブラクダと、二個のフタコブラクダがあり、前者はアフリカ・アラビア・インドなどで、後者はアジア中央部などで飼育される。「砂漠の船」とよばれる砂漠地の重要な家畜で、乗用・運搬用とするほか、乳は飲料、肉は食用、毛は織物用に利用。近縁種に南アメリカ産のラマ、アルパカがある。駝(たくだ)。駝馬(たば)。らくだのうま。学名はCamelus
 
*日本書紀〔720〕天武八年一〇月(北野本訓)「調の物は〈略〉馬狗(いぬ)騾(るい)駱駝(ラクタ)の類、十余種なり」
*随筆・守貞漫稿〔1837〜53〕一七「文政五年西域より雌雄の駱駄を貢し三都にて観物にす」
*引照新約全書〔1880〕馬太伝福音書・一九「富者の神の国に入よりは駱駝(ラクダ)の針の孔を穿(とほ)るは却て易し」
*銀鈴〔1904〕〈尾上柴舟〉影「はてもなきわが世は沙漠オアシスに急ぐ駱駝はたのむ心あり」

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