らくご【落語】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一題(いちだい)

解説

落語の演目は「題」で数えます。「お笑いを一席 (いっせき) 」といって噺 (はなし) を始めますが、この「席」は宴会や会合の場を表す語です。

意味

①欠落した語。書き落としたことば。
*洒落本・契情実之巻〔1789〜1801〕「予この作中の誤。あるひは落語(ラクゴ)等算るにいとまあるべからず。諸子宜しく罪をゆるし玉へ」
 
②一つの話の終わりのことば。話のむすび。
 
③演芸の一つ。滑稽を主とした話芸で、終わりに落ちのあるもの。江戸初期の安楽庵策伝に始まるという。元祿時代(一六八八〜一七〇四)に京都の露ノ五郎兵衛、江戸の鹿野武左衛門が話芸として確立し、天明年間(一七八一〜八九)江戸の烏亭焉馬(うていえんば)によって盛んとなり、三遊派・柳派の二派から多くの名人を輩出、幕末・明治初期に三遊亭円朝が出て江戸落語を集大成する。軽口(かるくち)ばなし。おとしばなし。

*滑稽本・狂言綺語〔1804〕上「一首の狂歌一篇の落語(ラクゴ)をつくりて、きき上手の耳順るとしほぎを」
*江戸繁昌記〔1832〜36〕二・神明「一坐の戯場、数棚の観物、楊弓肆、冶郎院、演史(〈注〉こうしゃく)落語(〈注〉ハナシ)所を連て、縦横社を囲む」
*宝暦見聞集(古事類苑・楽舞二三)「昔は〈略〉落語を軽口・おどけばなしといへり」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)