レンズ【lens】

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数え方(読み方)・単位

①一枚 (いちまい) 、一面(いちめん)
②一度(いちど)、一度数(いちどすう)

解説

①レンズは「枚」、レンズ面は「面」で数えます。

②「度」「度数」は眼鏡やコンタクトレンズの強さの単位です。

意味

①透明な物体の両面、または片面を球面とし、光線を収束または発散させるもの。ガラス、プラスチック、結晶体などを研摩して作る。中央部の厚い凸レンズと周辺部の方が厚い凹レンズがあり、一つまたは数個組み合わせて光学機械に用いる。
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉五・一二「一筒の中凸玻璃片(レンズ)」
*東京絵入新聞‐明治一八年〔1885〕一月二七日「光線は小透鏡(レンズ)を通過し、パラボラ形の反射鏡に達す」
 
②特に、①をカメラに装置したもの。また、その部分。
*政治小説を作るべき好時機〔1898〕〈内田魯庵「斯る処世の哲学家が写真のレンスを学びて世間を逆睹する秘訣に擬(なら)ふて此政治界を大よそに観察せよ」
*硝子戸の中〔1915〕〈夏目漱石〉二「私を庭の木立の前に立たして、レンズを私の方へ向けた時も」
*牛山ホテル〔1929〕〈岸田国士〉三「一生、写真師らしう、レンズを透しておさとさんの姿を眺め暮さうと」
 
③「すいしょうたい(水晶体)」に同じ。
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉六「蛙の眼球のレンズの構造が」
*烏瓜の花と蛾〔1932〕〈寺田寅彦〉「此れは多分複眼の多数のレンズの作用で丁度光り苔の場合と同じやうな反射をするせゐと思はれる」

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