数え方(読み方)・単位
一つ(ひとつ)、一レッスン(いちれっすん・ひとれっすん・わんれっすん)、一課 (いっか) 、一回(いっかい)
解説
練習や授業・稽古のことで、「つ」「レッスン」で数えます。行われる回数は「回」で数えます。「課」は授業での学習量の割り当てを数える語です。
意味
①学校の授業。課業。
*藪の鶯〔1888〕〈三宅花圃〉四「君けふのレッソンはデフヒガルトだったねえ」
*社会百面相〔1902〕〈内田魯庵〉学生・下「汝達(きさまだち)は俺のストライキを主張したお蔭でレッスンを休めた恩誼を忘れちゃならぬぞ」
②学習すべき事項のひとまとまり。課程。また、教科書の課。
③定期的に一定時間受ける、個人的な稽古。特に、洋楽器、声楽、バレエ、運動、外国語会話などの練習。
*にんげん動物園〔1981〕〈中島梓〉三六「ピアノの先生が音羽にいて、レッスンの日には学校がすむと教育大付属の前を通る坂道をのぼって通った」