レール【rail】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

⇒てつどう(鉄道)

意味

①鉄道車両の車輪を直接支え、進む方向を定め、また、車輪の回転を円滑にするための鋼鉄製の細長い条鉄。断面が「エ」の字型のものが普通だが、用途によって種々の型がある。軌条。

*朝野新聞‐明治一六年〔1883〕一二月七日「根津を経て上野へ達する線路はレールの布設中なるが」
*読売新聞‐明治二〇年〔1887〕一〇月一日「軌条(レイル)にも余程損所を生じたるが」
*団団珍聞‐五八八号〔1887〕「斯の如く処々方々の鉄道が起り鉄軌(レール)と鉄軌がちゃあんと鼻をつき付け」
 
②物が円滑に動くように方向を定めて取りつける、金属などの棒状のもの。

*風俗画報‐二八九号〔1904〕第三次旅順閉塞「氏は歩行自由ならざる為め、少時同船舷のレールに縋り、自然にボートに落ち」
*彼岸過迄〔1912〕〈夏目漱石〉雨の降る日・八「レールを二本前の方に継ぎ足して置いて、鉄の環に似たものを二つ棺台の端に掛けたかと思ふと」
*仮面の告白〔1949〕〈三島由紀夫〉二「一方から短刀が十数本人形に植った厚板がレエルを辷って迫ってくる刑具は」
*不意の声〔1968〕〈河野多恵子〉「ガラス戸の下の閾で、レールが一部だけ太く見えた」

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