れい【礼】

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数え方(読み方)・単位

一礼(いちれい)、一回(いっかい)、一度(いちど)

解説

軽く会釈を一回することを「一礼する」といいます。

意味

①社会の秩序を保ち、人間相互の交際を全うするための礼儀作法・制度・儀式・文物など。儒教では、五常の一つとして、人の道として踏み行なうべき最も重要な規範とした。礼儀。
*玉葉‐治承四年〔1180〕正月四日「通親忘〓礼」
*平家物語〔13C前〕一・殿上闇討「兵杖を給はりて宮中を出入するは、みな格式の礼をまもる」
*徒然草〔1331頃〕一三〇「睦じき中に戯るるも、人をはかりあざむきて、己が知の勝りたる事を興とす。これまた、礼にあらず」
*読本・雨月物語〔1776〕貧福論「礼ある人の席(むしろ)を譲れば」
 
②感謝の気持を表わすことば。また、謝礼として贈る金品。
*玉塵抄〔1563〕五「文をかいて礼どもとって財を得ことか」
*虎明本狂言・鼻取相撲〔室町末〜近世初〕「そこにて引合する、礼を云てもとの所へのくなり」
*浮世草子・好色一代男〔1682〕七・三「宿へも礼いふて帰ける」
*随筆・胆大小心録〔1808〕六九「書林がたのむ事をして、十両十五両の礼をとって」
*論語‐陽貨「礼云礼云、玉帛云乎哉」

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