りす/リス【栗鼠】

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数え方(読み方)・単位

一匹(いっぴき)

解説

広く「動物(どうぶつ)」について、鳥類を除く動物一般は「匹」で数えます。ただし、その中でも人間が抱きかかえられない大きさのものや、人間にとって希少価値の高いもの、実験動物や盲導犬のように人間の役に立つものは「頭」で数える傾向があります。学術論文などで研究対象となる動物は、種類に関係なく「個体」で数えます。
⇒どうぶつ(動物)

意味

リス科の哺乳類の総称。体形はネズミ類に似るが四肢が長く、尾も長くて総(ふさ)状をなす。ユーラシア大陸の中北部に広く分布し、多くの亜種に分けられる。日本で最も普通なのはホンドリス(単にリスともいう)で体長約二〇センチメートル、尾長約一七センチメートル。背面は褐色に富み、尾の先は白色。夏毛では体側と四肢が美しい橙褐色を呈し、冬毛は灰褐色で、耳に長毛の総を生ずる。本州以南の各地の森林に分布。木登りがうまく「きねずみ」ともいい、鋭い門歯で木の実などを食べる。北海道ではやや大形で、背面が灰褐色で尾は先端も黒いエゾリスがすむ。毛皮は寒地のものが良質とされ、コートや服飾用とされる。一般には別属のシマリスなどを含めてもいう。
 
*日葡辞書〔1603〜04〕「Risu (リス)〈訳〉いたちに似た小動物の一種」
*俳諧・萩の露〔1693〕「名月や栗鼠(リス)の尾さばく蒲萄棚〈可明〉」
*博物図教授法〔1876〜77〕〈安倍為任〉二「栗鼠(リス)は常に樹上に棲みて果実を食ふ。多く胡桃栗を好むものなり」

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