ロボット【robot】

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数え方(読み方)・単位

一台(いちだい)

解説

原則として「台」で数えますが、人間に近い形状・機能を持つものは「体 (たい) 」「人」でも数えます。また、犬や猫など生き物を模したロボットは「匹 (ひき) 」「頭」でも数えます。

意味

({英}robot チェコスロバキアの作家カレル=チャペックが戯曲「R=U=R」で人造人間につけた呼び名から)
 
①人間に類似した形態をもち、自動的に動作や作業を行なう機械装置。人造人間。自動人形。
*太陽のない街〔1929〕〈徳永直〉負傷・一「空虚な彼の瞳が、ロボットの口のやうに開いたが」
*まんだん読本〔1932〕漫劇『ロボツト』〈松浦翠波〉「君も知ってるだらうが、ロボットね、例の人造人間さ」
 
②目的の作業・操作を自動的に行なう機械や装置。自動機械。
*地を潤すもの〔1976〕〈曾野綾子〉一・一「ロボットが掘るようになりますかねえ」
 
③人に操られて動く人。自分の定見を持たず他人の言うままになる人。無能でただその地位にあるだけの人。傀儡(かいらい)。
*若い人〔1933〜37〕〈石坂洋次郎〉上・二「哀れなモルモット、彼女。自分でない者のために右往左往して〈略〉悪夢のやうな生存を余儀なくせしめられる哀れなロボット、彼女」
*風にそよぐ葦〔1949〜51〕〈石川達三〉後・一八「要するに社長をロボットにしてしまおうということだ」

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