ろうにん【浪人/牢人】

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数え方(読み方)・単位

一人 (ひとり) 、一人 (いちにん) 、一浪 (いちろう)

解説

受験生が浪人として過ごす年数を「浪」で表し、1年浪人することを「1浪」といいます。

意味

①郷土を離れて、諸国を流浪する人。特に令制で、戸籍に記載されている本貫(ほんがん)の地を離れた者。調庸の負担から逃れることになる。
*内閣文庫所蔵文書‐承和八年〔841〕二月一一日・某家政所告状案(平安遺文一・六八)「件浪人元是寺家庄所管也」
*観智院本三宝絵〔984〕中「越前国加賀郡に浪(ラウ)人の事を執行(とりをこなふ)長あり」
*色葉字類抄〔1177〜81〕「浪人 行旅部 ラウニン」
*基督教と日本〔1909〕〈本多庸一〉「基督教の発生地なる猶太国は、早く其の独立を失ひて其の民族は世界的浪人となり」
*柳宗元‐李赤伝「李赤、江湖浪人也」

②(─する)主家を去り封祿を失った人。また、そのようになること。特に近世、仕官していない武士。主人持ちでない武士。浪士。

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