ルビー【ruby】

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数え方(読み方)・単位

一粒 (ひとつぶ) 、一顆 (いっか) 、一個(いっこ)、一カラット(いちからっと)

解説

個数を数える場合は「個」「粒」「顆」を用います。宝石の大きさを測る場合は、単位「カラット」を用います。

広く「宝石(ほうせき)」について、通常は「個」で数えます。宝石が小さい場合や商品価値を高めたい場合、指輪やブローチ、王冠などにあしらわれた数を数える場合は「粒」「石 (せき) 」「顆」「ストーン」を用います。「{3粒|3石|スリーストーン}のダイヤモンドをあしらった指輪」
⇒ほうせき(宝石)

意味

①《ルビ・ルービー》紅色の鋼玉。濃紅色で透明なものが優良で、非常に珍重される。主産地はミャンマーなど。紅玉。ローベン。
*浮城物語〔1890〕〈矢野龍渓〉五〇「幾個、拇大の宝石(ルービー)五彩の光を放て」
*二人女房〔1891〜92〕〈尾崎紅葉〉上・一「針(ピン)は黄金の浪に旭と見せたる紅玉(ルビー)を掴ませ」
*平戸廉吉詩集〔1931〕〈平戸廉吉〉春! 春!「二つ三つ ころころと紅玉(ルビ)の粒がころげる」
 
②約五・五ポイントに相当する欧文活字の大きさを表わすイギリスでの古い呼び名。→ルビ(1)。
*舶来語便覧〔1912〕〈棚橋一郎・鈴木誠一〉増補「ルビー Ruby (英)活字の一種。凡そ我が七号活字に相当す。我邦傍訓は七号を用ふるを以て通常訓傍をルビーと云ふ」

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