数え方(読み方)・単位
一文字(いちもじ・ひともじ)、一字(いちじ)、一箇所 (いっかしょ)
解説
振り仮名の文字数は「文字」「字」で数えます。ルビをふった箇所は「箇所」で数えます。
意味
印刷で、ふりがな用の活字。また、ふりがな。五号活字のふりがなとして用いた七号活字が、欧文活字のルビーとほぼ同じ大きさだったところから呼ばれる。→ルビー(2)。
*風俗画報‐三〇三号〔1904〕威露破がるた「ルビも文字も日本の勝利」
*田舎教師〔1909〕〈田山花袋〉九「其傍に片仮名でルビを振って見せた」
*俳句の型式と其進化〔1934〕〈寺田寅彦〉「新型式中でも最も思切った新型式としては、モザイックのやうな表象を漢字交りで並べたテキストに、そのテキストとは大分懸け離れたルビーを並立させたものがある」