るいけい【類型】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)

解説

意味

①似ている型。
 
②同一の型、型式。特に、幾つかのものに共通する本質的な一つの性質、また型。典型。
*ふらんす物語〔1909〕〈永井荷風〉船と車「『自然』其のものが美麗の極、已にクラシックの類型になりすまして居るやうで」
*心理文学の発展とその帰趨〔1930〕〈瀬沼茂樹〉類型的心理描写「個性の性質的意味統一として、個性そのものから切りはなされた類型にまとめあげられ」
*自由画稿〔1935〕〈寺田寅彦〉四「日本婦人に可能な容貌の類型の標本を見学するには」
 
③ありふれた型。決まりきった型。
*『破戒』評〔1906〕〈島村抱月〉「作者が説明に力めてゐるに拘らず、類型の域に迄も達して居なくはあるまいか」
 
④その中に多数の個体を含みながら、個体相互に共通な特性を示している類概念の一種。

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