さいふく【祭服】

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【数え方・単位】

一着(いっちゃく)

【解説】

祭祀 (さいし) の際に着る神職の衣服のことで、「着」で数えます。

【意味】

①祭礼のときに着る衣装。大祭の時に祭礼奉仕の人たちが着る衣服。明治以降、一般神職は衣冠を、伊勢神宮の遷宮の時は束帯を用いる。
*中臣祓訓解〔12C後〕「祭服則忍鎧也」
*江戸繁昌記〔1832〜36〕三・祇園会「祭事、日有り。祭服既に成る。人々業を廃し、打扮四走す」
*国税徴収法(明治三〇年)〔1897〕一六条「職務上必要なる制服、祭服、法衣」
*東京年中行事〔1911〕〈若月紫蘭〉一月暦「掌典長は祭服(サイフク)にて御先導申し、三人の侍従夫々に御裾と御剣と御檜扇とを奉持し」
 
②天皇が神事の時に着用する帛(はく)の御衣(おんぞ)。特に大嘗祭(だいじょうさい)の小忌(おみ)の湯をつかったのちに着る白絹の闕腋入襴(けってきにゅうらん)の斎服。
 
③キリスト教で、ミサや洗礼などの時に司祭とその侍者が着用する衣服。式服。

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