せいりゅう【清流】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一流(ひとながれ)、一筋(ひとすじ)

解説

通常は「本」で数えますが、小さな川は「筋」「条」「流れ」などで数えることもあります。「条」は枝分かれしているさまを表す語です。治水の対象となる川や水害にあった川の数は「河川」で数えます。「河 (が) 」は「一河 (いちが) 」の形で、「一河の流れを汲 (く) むも他生 (たしょう) の縁」のように用います。

意味

①水の清らかに澄んだ流れ。澄んだ水の流れ。

*類従本撰集抄〔1250頃〕一・行賀僧都耳切因縁之事「清流に洗てし、衣の色を亦はけがさじの、玄賓の昔の跡床敷」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Xeiriu (セイリュウ)。キヨイ ナガレ」
*猗蘭台集‐三稿〔1757頃〕二・題画十五首「人絶空堪繋、清流一葉舟」
*花柳春話〔1878〜79〕〈織田純一郎訳〉三三「酒亭の後園より一条の清流に傍(そ)ひ行く」
*小学読本〔1884〕〈若林虎三郎〉五「五郎は浴し終りて晩餐を喫し昼間の暑気を忘れんと、父に従ひて市外に出でて清流の辺、野橋の上を遊歩せり」
 
②よい家柄。名門。その出身者。また、清廉潔白な人々。
*菅家文草〔900頃〕一〇・辞右大臣職第二表「况復当時納言居臣下者、将相貴種、宗室清流」
 
③昔、中国で、学術の科目に合格した進士。

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