せいしぼさつ【勢至菩薩】

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数え方(読み方)・単位

一尊(いっそん)、一体(いったい)

解説

阿弥陀三尊の一つで、阿弥陀仏の右の脇侍 (きょうじ) のことで、「尊」「体」で数えます。「尊」は仏を数える語です。

意味

仏語。阿彌陀三尊の一つ。阿彌陀仏の右の脇士で、智慧の光で一切を照らし、衆生をして餓鬼・畜生・地獄の三悪道から救い、臨終には来迎して極楽に引導するという菩薩。宝冠中に宝瓶をつける。勢至薩。勢至。
 
*大原談義聞書鈔〔1186か〕「第五日之夜各行道交勢至菩薩同列立」
*無名草子〔1198〜1202頃〕月「この世にも月に心を深くしめたるためし、昔も今も多く侍るめり。勢至菩薩にてさへおはしますなれば、暗きより暗きに迷はむしるべまでもとこそ、頼みをかけ奉るべき身にて侍れ」
*古今著聞集〔1254〕二・七一「会を照す光のもとを尋れば勢至〓(ぼさつ)のいただきの瓶」
*伊呂波字類抄〔鎌倉〕「勢至菩薩」

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