せきひ【石碑】

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数え方(読み方)・単位

一基(いっき)

解説

据えてあるモニュメントや記念碑は「基」で数えます。作品としては「点」で数えます。
⇒碑(ひ)

意味

①石造りの碑。石に記念の文を刻んで建てたもの。いしぶみ。

*太平記〔14C後〕六・赤坂合戦事「されば今に至るまで、石碑(セキヒ)の上に消え残れる三十一文字を見る人、感涙を流さぬは無かりけり」
*雑俳・柳多留‐二一〔1786〕「なんだせきひかと一つもよめぬなり」
*尋常小学読本〔1887〕〈文部省〉六「かつて、権中納言徳川光国、正成の討死せし処を尋ね出し、其処に石碑を建て」
 
②墓標の石。はかいし。石塔。

*浮世草子・近代艷隠者〔1686〕五・五「身に親しき一門迚も跡吊(とふら)ふ業さへなさず、〈略〉已飢ながら石碑(セキヒ)立べき望ありしとかや」
*俳諧・奥の細道〔1693〜94頃〕佐藤庄司旧跡「又かたはらの古寺に一家の石碑を残す」
*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕五「先君の御廟所へ、御石碑(セキヒ)を建立せんとの催し」

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