せんかん【戦艦】

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数え方(読み方)・単位

一隻(いっせき)、一艘(いっそう)

解説

「艘 (そう) 」でも数えることができます。

使い分けに厳密な区別はありませんが、「艘」の方がボートなどの小型の船に用いられるのに対し、「隻」は大型の船(タンカーや客船など)を数える傾向があります。
⇒船 (ふね)

意味

①戦争に用いる船。いくさぶね。軍艦。

*和漢船用集〔1766〕七・軍船之部「要船〈船〉晉の陶侃(とうかん)、運船を以、戦艦(センカン)とすと見へたり」
*日本開化小史〔1877〜82〕〈田口卯吉〉二・四「大風ありて元の戦艦を漂没す。我兵之に乗じ奮戦して之を殲す」
*経国美談〔1883〜84〕〈矢野龍渓〉後・二三「斯国の戦艦は其の数僅少にして且つ専ら下族の人民を用ゆ故に」
*一年有半〔1901〕〈中江兆民〉附録・大耻辱大滑稽「外交とは戦艦に追随する商船の侵入なり、平和の義名を粧ひたる攻掠なり」
 
②特に、第二次世界大戦まで海上兵力の中心であった大型の軍艦の一つ。大口径砲を搭載し、攻撃力、防御力ともに最もすぐれ、艦隊指揮艦となった。
*別天地〔1903〕〈国木田独歩〉上・三「『三笠』、『初瀬』以下一万噸以上の六隻の戦艦(センカン)を初として」

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