せんきょ【選挙】

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数え方(読み方)・単位

一度(いちど)、一回(いっかい)

意味

①多人数の中から選び出して推薦すること。また、国家で人材を登用すること。
 
*読本・春雨物語〔1808〕海賊「参議式部卿にて停められし、選挙の道暗し」
*報徳記〔1856〕三「小田原侯の撰挙を以て彼地の廃亡を再興することを任ぜり」
*新聞雑誌‐八号・明治四年〔1871〕七月「管下の数藩県を併合して人材を選挙(センキョ)し」
*仏国風俗問答〔1901〕〈池辺義象〉カルナバル、ミカレーム祭「女王車とは洗濯女の中より容貌端正、品行方正なるものを選挙して、当日の女王と為すことにて」
 
②一定の組織・集団が代表者や役員を選出すること。特に、投票による公務員の選出についていう。普通選挙・制限選挙、直接選挙・間接選挙、平等選挙・不平等選挙などがあるが、近代国家では普通・直接・秘密・平等の四つが選挙の大原則とされている。

*泰西国法論〔1868〕〈津田真道訳〉二・七「代民議事、制法の権を分領する国に於ては、推挙に応ず可き人並に選挙を為す人を定むる事詳明なる可し」
*公議所日誌‐四・明治二年〔1869〕四月「交選入札にて、来る四月中の議員、幹事六名を撰挙す」
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉一・一八「民委官を選びける時、卯格林(ボウケリン)その選挙に当り、その職を尽して後」
*改正増補和英語林集成〔1886〕「Senkyo (センキョ) スル」
*日本国憲法〔1946〕一五条・三「公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する」

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